特別調査官というのは、いわゆる「特官」という人たちで、厚紙特官というのは、人員の関係上副署長ではない調査官のことで、部門に配属の特官とはまた異なります。
この方たちも経験が豊富なので、相当大きな会社を調査することがあります。
特に、出世頭の特別調査官などは、成績をあげて昇進して国税局に行きたいという方も多く上いらっしゃいますので、そういう方はとにかく必死に仕事をやります。
出世意欲のある人たちはおおよそ30代で、必死でやることは素晴らしいのですが、逆にその影響が細かい修正といったような負荷としてこちらに降りかかってくるケースもあります。
更に、特官といっても定年間近の特官はまた様子が温和で、こちらの緊張がほぐれることもあります。
調査官は、担当調査官が新人か出世頭かはたまた性格の違いかで、調査される側への影響は変わってくるということです。