相続人のいない遺産が1年で647億円が国庫に入る

高齢者
相続人がいないため、国庫に入る財産額が令和3年度は647億円と過去最高であった。20年で6倍の財産に増えている。

相続人も遺言もない遺産は、利害関係者の申し立てにより、家庭裁判所が選任する「相続財産管理人」が整理する。未払いの税金や公共料金を整理し、特別縁故者がいれば家裁の判断で財産を分与し、残りは国庫に帰属します。

相続人のいない遺産が増加する原因としては、単身高齢者の増加や未婚率の上昇が挙げられる。 高齢者で相続人がいない方は、終活として早めに遺言書を作っていただくのが望ましいと思います。